世界の洗車頻度の分布
平均値の位置
車をどれくらいの頻度で洗うかという行動は、国ごとに大きく違うように見える。しかし実際の平均値を並べると、回数そのものはそれほど極端に離れていない。
おおよその分布は次のようになる。
地域 洗車頻度
中東 週1回前後
日本 月1〜2回
北米 月1回前後
韓国 月1回前後
中国 月1回前後
欧州 月1回前後
都市欧州 2〜3か月に1回
多くの地域は「月1回前後」に集まる。
気候が極端な地域だけが少し外れる。
中東では砂が原因になる。
北欧やカナダでは融雪塩が理由になる。
つまり洗車頻度の国際比較では、回数そのものよりも「汚れの原因」が重要になる。
洗車頻度を決める三つの条件
気候 住宅 都市密度
洗車の回数は次の三つの条件でほぼ決まる。
気候:砂、花粉、融雪塩など汚れの原因
住宅:戸建てか集合住宅か
都市密度:駐車場や水利用の条件
例えば日本は花粉、黄砂、雨が多い。
そのため月1〜2回という頻度が比較的多い。
中東では砂が常に付着する。
その結果、週1回程度の洗車が普通になる。
北欧では冬の融雪塩が問題になる。
腐食防止の意味で洗車頻度が上がる。
汚れの原因がない都市では頻度は下がる。
頻度より方法が国によって違う
洗車文化の違い
回数は似ていても、洗車の方法はかなり違う。
日本:自宅洗車、コイン洗車
アメリカ:自宅ガレージ洗車
欧州:洗車機
中国:洗車サービス
この違いは住宅構造に関係する。
日本やアメリカでは戸建て住宅が多い。
水道と駐車スペースがある。
欧州の都市では集合住宅が多い。
路上洗車は環境規制で制限されることが多い。
中国の都市では駐車スペースが少ない。
そのため出張洗車サービスが広がる。
つまり洗車文化は
・気候
・住宅
・都市密度
という三つの条件の組み合わせで決まる。
結果として世界の平均洗車頻度は大きくは変わらない。
しかし「なぜ洗うか」「どう洗うか」は国ごとにかなり違う。